下肢深部静脈血栓症と下肢超音波検査について。
2026年02月11日 院長ブログ
下肢深部静脈血栓症(DVT)とは?
下肢深部静脈血栓症とは足から心臓へと血液を戻す血管(静脈)に血の塊(血栓)ができて詰まってしまう病気です。
血栓ができると、足の腫れ、皮膚の赤み、痛み、熱っぽさ、左右で足の太さが違うといった症状が出ることがあります。また症状が出ないこともあり注意が必要です。

血栓が血流に乗って肺に移動すると、肺血栓塞栓症という重い病気を起こすことがあります。肺の血管の流れが悪くなることで呼吸困難や胸の痛みが発生し、心臓に負担がかかることで体の血液の流れが悪くなる状態を引きおこし、命にかかわる事態になることもありますので、早めの検査が大切です。
下肢血管超音波検査とは?
足の血管の状態を調べるための安全で痛みのない検査です。
血管の中に血栓があるかどうかをリアルタイムで確認できます。
- ベッドに横になって受けていただきます。
- ゼリーを足にぬり、超音波の機械(エコー)を軽く当てて調べます。
- 注射や放射線は使わず、検査時間は15~30分程度です。
下肢血管超音波検査は、体への負担が少なく、安心して受けられる検査です。

このような方は検査をおすすめします。
- 足の腫れや痛みが急に出た方
- 長時間動けなかった(入院中、長距離移動後など)
- 手術後、がん治療中の方
- 医師が必要と判断した場合
当院では下肢血管超音波検査を行っておりますので、気になる方はご相談下さい。
下肢深部静脈血栓症の治療は?
深部静脈血栓症の治療の基本は薬物療法です。血液をさらさらにする薬を用いた抗凝固療法が行われることが多いです。
また予防として血流を滞らせないようにする取り組みが重要です。脚を動かした運動、マッサージを行う小まめに水分を補給するなどが効果的です。また弾性ストッキングを着用することもあります。







