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コラム 2021年5月号 縄跳びの効果

2021年05月8日 コラム

過ごしやすい季節になりなにか運動をはじめるのにいい時期かもしれません♪

今回は縄跳びの効果や最適な方法についてお話しします

縄跳びは全身の50種類近くの筋肉を使うと言われており、ダイエットや子供の運動におすすめな方法のひとつです。

縄跳びの効果

①筋力トレーニングになる

上半身、下半身、そして体幹と多くの筋肉を使います。

とくに体幹部分では姿勢を保って飛ぶことで腹筋、背筋を多く使います。

下半身に関しては太ももの大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎの下腿三頭筋を特に使います。その中でも下腿三頭筋は多く使うので、むくみ改善や予防にもなると言われています。

②持久力や心肺機能の向上につながる

ここで先に運動強度についてお話します。

運動強度とは運動の強さのことです。その指標にMETSという値があります。これはさまざまな身体活動時のエネルギー消費量が、安静時エネルギー消費量の何倍にあたるかを指数化したものです。

縄跳びは8METSから12METSと言われており、ランニングと同等の運動強度とされてます。10分行うだけでランニングを30分するのと同等となるそうです。そのため、ダイエットにも効果的です。

参照:スポーツ庁Web広報マガジン

③子どもの集中力、リズム感の向上等コーディネーショントレーニングになる

こどもに関しては、何度も縄を回し、継続して多くの回数を跳ぶことで集中力の向上、持久力の向上、筋力の向上が望めるのと同時にリズム感も必要なのでコーディネーショントレーニングとしても最適です。

縄跳びの効果的な方法

効果を得るためには正しい姿勢で跳ぶ事が重要です。まっすぐ立って肩からまっすぐ腕を下ろし、の位置は固定して90°に曲げます。跳ぶときはつま先で跳び、着地時にかかとはつかないようにします。視線は足先よりも少し前に固定し、背中が丸まらないように気をつけてとびます。

高齢者や関節に疾患のある方には負荷の強い運動になりますので、心配な方はご相談ください。

縄跳びは場所をとらずに行える高強度で効率の良い運動です。無理のない範囲で特にこどもさんにはおすすめしたい運動の一つです!

熊本市東区御領の整形外科クリニックです。お子様の成長やスポーツに関する悩み、働く世代の方々の痛みやしびれ、高齢の方々の歩行や動作の不安や障害など骨、関節、筋肉に関する問題など、ご相談ください。

診療内容:整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科

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