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コラム 2025年1月号 座る時間を動く時間に変えてより健康に

2025年01月4日 コラム

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。

今年もよろしくお願い致します!

早速ですが皆さんに質問です。1日に何時間座って過ごしているでしょうか??

驚くことに日本人の約3割が1日に8時間以上座っているというデータがあります。これは世界トップクラスと言われています。

座っている時間が長時間であるほど健康に悪影響を及ぼすという調査結果が出ており、WHO(世界保健機関)がガイドラインにも『座りすぎ』の項目が新たに追加されました。

『座りすぎ』の対策として具体的には、座りっぱなしの時間を体を動かす時間に置き換えることを推奨しています。ガイドラインでは年代別に応じた身体活動時間と強度を示しています。

○子どもと青少年(5〜17歳)

 有酸素性の運動を少なくとも1日に60分

 (具体例:キックボード)

 筋力向上の運動を少なくとも週に3回

 (具体例:縄跳び)

○成人(18〜64歳)

 有酸素性の運動を少なくとも週に150〜300分

(具体例:ウォーキング、社交ダンス)

 もしくは

 高強度の有酸素性の運動を少なくも75〜150分

(具体例:バスケット)

○高齢者(65歳以上)

 有酸素性の運動を少なくとも150〜300分

(具体例:ウォーキング)

 もしくは

 高強度の有酸素性の運動を75〜150分

(具体例:水泳)

推奨されている運動時間まで満たなくても、少しでも運動時間が増えることによりある程度の健康が得られると示しています。

WHOガイドラインの目安時間と比べてみて動く量が少なかったり座って過ごす時間が長い時には、先ずは少しずつ動く時間を増やしてみてはいかがでしょうか。

参考文献:WHO身体活動・座位行動ガイドライン

熊本市東区御領の整形外科クリニックです。お子様の成長やスポーツに関する悩み、働く世代の方々の痛みやしびれ、高齢の方々の歩行や動作の不安や障害など骨、関節、筋肉に関する問題など、ご相談ください。

診療内容:整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科

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