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膝の骨が出っ張って痛い!?踏ん張ると激痛!!!

オスグッド・シュラッター氏病

オスグッド・シュラッター氏病(以下、オスグッド病)は小中学生の男子に多い膝のオーバーユースによる成長期スポーツ障害の代表的な疾患です。成長期は急激に身長が伸びて骨も急成長を遂げますが、残念ながら筋や腱などの軟部組織は同じよう伸びて成長しません。結果的に硬い身体になってしまう時期でもあります。そのために生じる大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の柔軟性低下を契機に、ジャンプやダッシュなどの繰り返しの動作による膝蓋骨(お皿の骨)を引っ張る力が脛骨粗面に加わります。成長期の脛骨粗面には骨が成長するために必要な新しい骨(骨端核)が存在していますが、大腿四頭筋による強大な牽引力が負担となり、骨端核の発育が阻害され突出して痛みます。

原因と病態

膝の伸びる仕組みは、(1)大腿四頭筋が膝蓋骨上端に付着し、(2)膝蓋骨を通って(3)膝蓋骨下端から膝蓋腱を経由し、(4)脛骨粗面に付着して停止します。 このように、大腿四頭筋の筋力は最終的には脛骨粗面に伝わります。脛骨粗面部は1.5×2.0くらいの大きさしかないため、大腿四頭筋の牽引力によって骨端核の発育が阻害され、剥がれやすい状態となります。

症状

スポーツ動作全般で発生しますが、特にジャンプ動作(バレーボールやバスケットボールなど)での膝屈伸時や、ダッシュやキック動作(サッカー)で起こりやすく、膝蓋骨下方にある脛骨粗面に限局した疼痛と強い圧痛が主症状です。局所の熱感や腫張、骨性の隆起が認められます。ジャンプ時の疼痛が原因でジャンプ力が低下したり、ダッシュ時の疼痛でタイムが低下したりするなど、スポーツ能力の低下に直結しますが、急性外傷(突発的なケガ)ではないためにスポーツ休止の判断が難しく、現場では疼痛を抱えながらもスポーツ活動を継続している選手を多く見かけます。

検査・診断

徒手検査

疼痛の評価(屈伸時、圧痛など)

レントゲン検査

脛骨粗面に限局した骨端核の変化や遊離骨片の確認

MRI検査

骨軟骨を覆う膝蓋腱の肥厚や周囲の炎症性変化を確認

超音波

突出した骨や腱の肥厚、血管新生を確認

治療

応急処置はアイシングが最も有効です。疼痛には消炎鎮痛薬(外用内服)や超音波、低周波などの物理療法なども効果がみられます。予防には大腿四頭筋のストレッチングが最も重要で、オスグッド用の膝サポーターも有用です。まれに骨片摘出術やドリリング術(でっぱった骨に穴を開けて出血させ、リフレッシュさせる。骨穿孔術ともいう)を行います。

予防

成長期が過ぎると骨も硬くなりますので、症状はいったん軽快します。ただし、成人になって運動による強い力が膝に再び加わると(オーバーユース)、異常骨形成部に疼痛が発生することがあり、いわるオスグッド後遺症と呼ばれる症状がみられます。

首の痛み首の痛み
肩の痛み肩の痛み
肘の痛み肘の痛み
手の痛み手の痛み
腰の痛み腰の痛み
股関節の痛み股関節の痛み
膝の痛み膝の痛み
足の痛み足の痛み
リウマチ性疾患リウマチ性疾患
骨粗鬆症・骨折・脱臼骨粗鬆症・骨折・脱臼
キズキズ
交通事故交通事故

熊本市東区御領の整形外科クリニックです。お子様の成長やスポーツに関する悩み、働く世代の方々の痛みやしびれ、高齢の方々の歩行や動作の不安や障害など骨、関節、筋肉に関する問題など、ご相談ください。

診療内容:整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科