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膝の外側が痛い!?走るとだんだん膝が痛くなる!!?

腸脛靭帯炎

腸脛靭帯とは太ももの前の筋肉を包む筋の膜の外側が厚くなっている部分です。お尻の筋肉とつながっており、下のほうは膝の外下方の下腿の骨に付着しています。腸脛靭帯炎は陸上選手に多い慢性スポーツ障害で、腸脛靭帯と大腿骨(太ももの骨)との間で過度の摩擦が原因となって起こる疾患です。練習量が急に増えたり、レース参加の頻度が増えたたりする時期に発症しやすくなります。

原因と診断

症状としては、

  1. ①膝関節外側の圧痛や腫脹
  2. ②階段を降りる時の痛み
  3. ③ランニング時に足が地面に接地し、体重が負荷された時の痛み などがあります。

また熱感や腫れを伴うこともあります。発生要因として、O脚、膝の捻れが起こる・または脚が床に接地している際に体が横に傾くランニングフォームが挙げられます。これらは腸脛靭帯の緊張が増加するため、この障害を引き起こしやすくなります。

診断

痛む部位やどういったときに痛むのか、などの症状を問診したうえで、骨や関節内の半月板、その他の靭帯に異常がないかをレントゲン検査や膝の痛みを誘発するテストを医師の手で行い確認します。腸脛靭帯炎に対する痛みの誘発テストは代表的なものにOber testがあります。

Ober test

痛いほうの足が上になるような形で横向きに寝て、股関節を後ろに引き膝を90度に曲げた状態で、股関節をベッド側に落とすようにします。股関節が落ちなければ陽性となり、腸脛靭帯が硬すぎることを示します。

治療

ストレッチングやアイシングなどの保存療法を行います。場合によってはテーピングや装具療法を行います。基本的は使い過ぎによるものなので症状が落ち着くまで安静にします。

首の痛み首の痛み
肩の痛み肩の痛み
肘の痛み肘の痛み
手の痛み手の痛み
腰の痛み腰の痛み
股関節の痛み股関節の痛み
膝の痛み膝の痛み
足の痛み足の痛み
リウマチ性疾患リウマチ性疾患
骨粗鬆症・骨折・脱臼骨粗鬆症・骨折・脱臼
キズキズ
交通事故交通事故

熊本市東区御領の整形外科クリニックです。お子様の成長やスポーツに関する悩み、働く世代の方々の痛みやしびれ、高齢の方々の歩行や動作の不安や障害など骨、関節、筋肉に関する問題など、ご相談ください。

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